2026年7月4日土曜日

投資の学びと選択。グロース投資と優待クロスへ


遠回りの末にグロース投資へ辿り着いた理由と、実践で直面した難しさ。そして生活最適化へ繋がった優待クロスとの出会いをまとめた記録。

■ グロース投資を極めたい

Xである投資家が言っていた言葉が心に残っている。 「いろんな投資法を乗り換えるより、一つの投資法を極めた方が成功している」 私はここまで遠回りしてきたが、最終的に行き着いたのはグロース投資だった。好きこそものの上手なれ。この道を極めたいと思うようになった。

■ グロース株向け投資本

グロース投資を理解するために、さまざまな本を読み漁った。

  • 『オニールの成長株投資法』


  • 『伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術』


これらを読み進めるうちに、成長株投資の本質が少しずつ見えてきた。テクニカルは必須。

急激に上昇するタイミングを見極めて買い、勢いが続くなら買い増しする。反対に、落ちるときは急激に落ちるため、売りの判断もシビアに行う必要がある。

■ 逆張りから順張りへ

私はテクニカル分析を長く学んできた。 以前はボリンジャーバンド+MACD+RSI(またはRCI)を使い、レンジ相場で逆張りする投資法が中心だった。

しかし、成長株投資は逆張りではなくトレンドに沿って売買する順張りが基本となる。 そこで次に読んだのが以下の本だった。

  • 『新高値ブレイク投資術』

                

移動平均線大循環分析で言えば、ステージ5・6からステージ1へ移行する局面で買い、ステージ1で買い持ち&買い増しするという流れがしっくりきた。上がった株は売らないと下がるので、売るための手法を勉強するために『オニールの空売り練習帳』も読んだ。

■ 投資勉強会の広がりと企業IR説明会

ちょうどその頃、政府が「貯蓄から投資へ」を掲げ、旧NISA(少額投資非課税制度)が始まった。 それに呼応するように投資勉強会の参加者も増え、小規模な会から、50人・100人規模の大きな会へ成長するものも出てきた。

少人数の勉強会は「銘柄ディスカッション」が中心だったが、参加者の多い勉強会では企業のIR担当者を招いた「企業IR説明会」が中心になっていった。

それまで私は、企業のIR資料を読みながら素人なりに推測していた。しかし、企業IR担当者が直接説明してくれる場では、企業の事業内容や戦略を正確に理解できた。 登壇する企業は上場から数年以内の成長企業が多く、グロース投資との相性も良かった。

■ グロース投資の難しさ

しかし、実際にグロース投資をやってみると難しさを痛感した。

  • 高値ブレイクで買っても戻ってしまう

  • 買わずに様子を見ていたら、気づいたときにはもう買えないほど上がっている

  • 上昇初期に仕込めても、売り場を見誤り、天井から大きく下げてから売ってしまう

さらに、上場直後の企業では以下のようなリスクも多かった。

  • 業績悪化

  • 不祥事

  • 第三者割当増資

  • 上場後のベンチャーキャピタルの売り

これらで急落し損失を出すことも多く、そのたびに新しい学びを得ていった。

また、ビジネスモデルに惚れ込んで買ったものの、いつまで経っても株価が反応しないケースも少なくなかった。


■ 株主優待クロスとの出会い

湘南投資勉強会の主催・kenmoさんと話す機会があり、そのとき東映アニメーション株の話になった。 私はリーマンショック前に買った東映アニメーション株の一部を売り、残りを恩株として持ち続けていた。

彼は株主優待のQUOカードを欲しがっていたが、攻撃的な投資スタイルのため、優待目的で資金を拘束されるのを避けていた。 しかし、優待直前に買って直後に売ると、権利落ちで株価が下がり、優待品以上の損失を出す可能性がある。

そこで彼から株主優待クロスという手法を教わった。

権利前に現物買い+同株数の信用売り 権利落ち後に現物株で信用売りを現渡し → 株価変動リスクを抑えつつ優待だけを得る

配当は配当調整金で相殺されるが、優待は確実に得られる。


■ 優待クロスを生活に取り入れる

私はこの手法をすぐに実践した。 売買手数料と信用金利だけで優待品を得られることに驚き、以降は優待クロスを積極的に行うようになった。

  • 手数料と金利が優待価値を上回らないようにEXCELで管理

  • 飲食系の優待が多く、外食費を大幅に削減

  • 横浜にはチェーン店が多く、優待の使い勝手が良い

  • QUOカード優待の企業が多いことに気づき、書籍代を優待で賄う方針を立てた

滋賀時代にマクドナルド株や吉野家株で学んだ「生活費を優待で削減する」という発想が、ここでさらに進化した。


以下は2019年9月のときのクロス優待をしたときの記録である。手数料等÷優待額面を経費率として計算して、次回以降の反省に活かしている。記録を付けることで次回以降でどの銘柄を取得しやすいかもわかる。



  投稿日:2026年7月4日(土)

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