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■ 前立腺癌と診断されるまで
PSAは前立腺癌の腫瘍マーカーらしい。 一般的には PSAが10を超えると癌の可能性があり要精密検査 となるが、実際には前立腺炎などの良性疾患で高値が出ることも多いとのことだ。
かかりつけの内科医に相談すると、すぐに血液検査をしてくれた。 結果は同じくPSA 15。 高血圧の定期検査のついでだったので、その場で結果を聞き、泌尿器科への紹介状を書いてもらった。
前立腺炎でもPSA高値は続くらしい。 「生検(組織を採って調べる)をしないと確定診断はできないだろう」と思い、調べてみると 1日程度の入院が必要 とのこと。正直めんどくさい。
さらに調べると、日帰りで生検ができる泌尿器科 があるらしく、そこを指定して紹介状を書いてもらった。
■ 泌尿器科での検査
泌尿器科では再び血液検査。結果はやはりPSA 15前後。 その後、肛門からの触診、さらにプローブを入れて超音波検査を受けた。
しこりは触れない
エコーでも癌を示す典型的なパターンは見られない
医師の見立ては「癌の確率は3割程度」
生検を勧められたが、その医院では実施できないとのことで紹介状を書いてもらった。 仕方なく、比較的近くでがん治療も行っている大きな病院へ行くことにした。
■ 大病院での日帰り生検
大病院でもまず血液検査。PSAはやはり15前後。 生検は日帰りでできるとのことで、入院しなくて良いのは助かった。
肛門に器具を挿入し、針で組織片を採取する。 「ドシュッ」という音とともに強い鈍痛が走る。
ドシュッ、痛い。 ドシュッ、クッ。 ドシュッ、い、痛い。 ドシュッ、勘弁してくれ…… ドシュッ、まだ終わらないのか…… ドシュッ、今何本目だ?
結局11本採取された。 終わったあと待合室の椅子に腰掛けたが、しばらく動けなかった。
■ 確定診断
次回の診察で結果を聞くと、医師は淡々と告げた。
「残念ながら癌ですね。癌細胞には顔つきが良いものと悪いものがあって5段階で判定します。一番多いのは中程度の分化度のもの、次に多いのがやや悪性度が高いもの。リスクは中程度です。転移してないか検査していきますね」
ステージを尋ねると「そういうのは出せないんですよ」と言いながら図を示してくれた。
「まだ初期なので限局癌でT2aとなります」自宅で調べたところ、
グリソンスコア 3+4=7(中程度)
図では T2a(限局癌でも初期)
一般的に言うと ステージ2 に相当
という理解に至った。
■ 転移の有無を調べる検査
転移の有無を確認するため、以下の検査をすべて受けた。
骨シンチグラフィー:骨転移の有無
CT検査:リンパ節・肺・肝臓などの遠隔転移
MRI検査:前立腺内の浸潤度、骨盤内リンパ節
PET-CT検査:全身の癌細胞を検出
PET-CTでは放射性同位元素を注射し、近くのガストで昼食を取ってから検査を受けた。 結果は「転移は無いでしょう」とのことで、少しホッとした。
結果、T2a-N0-M0となるらしい。
■ 前編のまとめ
ここまでが 確定診断までの流れ。 後編では、
手術か放射線か、治療法の選択
実際に選んだ治療
手術前後のこと
死生観の変化
などを書いていく予定。
投稿日:2026年4月7日(火)
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