2026年4月23日木曜日

投資の入口に立つまで


預金残高を見て立ち止まった日。
その小さな気づきが、投資への入口になった。

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■ 銀行口座が全く増えてない!

大学を卒業して大手メーカーに就職した。 社会人3年目、ふと銀行口座を見て気づいた。

「預貯金が全く増えていない」

これはマズい。原因を考えた。

  • 給料 ≒ 生活費になっている

  • 毎年1万円ほど昇給していた(当時)

  • つまり、昇給分だけ生活費が上がっている

  • 一度上げた生活レベルは下げられない

ならば逆に、生活費を“今の水準で固定”して、昇給分をすべて貯金に回す仕組みを作ればいい。

■ 散在体質からの脱却、貯金の仕組み

私は次のルールを設定した。

  • 4月の昇給額をそのまま「毎月の積立定期」に上乗せする

  • 3月時点で普通預金に残ったお金は、使わなかった分としてまとめて定期預金へ

  • 管理しやすいように、1年分の積立定期は1つにまとめる

  • 生活に制限をかけるとストレスになるので、賞与は全て使って良いというルールに

  • この設定を毎年3月に実施する

こうすることで、普通預金にあるお金だけで生活する体質が自然とできあがった。 生活レベルは上がらない。

もともと散財する性格ではなかったため、「賞与は全て使って良い」としても、実際には3月にほとんど残っていた。 このルールは、精神安定剤として機能していたのだと思う。

当時は「ラテマネー」という言葉も知らなかったが、節約体質の私でも、少額の支出は積み重なると意外と使ってしまうものだ。

同僚が、ろうきんのクレジットカードの限度額いっぱいまでを「残高」と呼んでいたときは、 「いや、それ借金だから…」 と心の中でツッコミを入れつつ、 「これが普通の感覚なのかもしれない」と思った。

私は早い段階で散財体質から抜け出せたのだと実感した。

30歳を超える頃には、 積立額は月10万円、預貯金総額は1000万円を超えていた。

■ 株式投資との出会い

もともと父が株式投資をしていたこともあり、いつか自分もやってみたいと思っていた。

高校生の頃、大発会の日に父に連れられて証券会社へ行き、お神酒を飲ませてもらったことを覚えている。 株価ボードの前で談笑する年配の男性たちの姿も、今でも鮮明だ。

1987年、NTTが上場し初値160万円というニュースを見た記憶もある。 その影響で、私は「株を買うには100万円以上必要」というイメージを持っていた。

売り買いを考えると3単元くらいは欲しい。 銘柄も3つくらい持つとしたら… なんとなく1000万円くらい必要だろう。

そう考えていた。

そして、実際に預貯金が1000万円を超えた頃、 「よし、投資を始めよう」 と思った。

■ しかし、どうやって株を買うのか分からない

父が発注しているところを見たことがなかったので、手順が分からない。 証券会社で口座を開く必要があるのは分かるが、情報がない。

そんなとき、毎年のルーチンである3月の積立設定のために銀行で待っていると、 投資信託のパンフレットが目に入った。

「そんなものがあるのか…?」

投資といえば株だろうと短絡的に考えていた自分にとって投資信託は新鮮だった。 ほとんど理解していなかったが、様子を見るために 「日本バランス80」と「日本バランス50」を50万円ずつ購入。

  • 日本バランス80:日経平均ファンド8割+債券2割

  • 日本バランス50:株5割+債券5割

しかし当時は売買手数料も信託報酬も信託財産留保料も理解していなかった。 比率の違う2つを買って違いを確認しようと思っていたのに、年1回の運用報告を見て

「上がんないなー」 と思う程度で、ほぼ放置。2つの違いについての考察もしなかった。

■ 持株会をはじめた

会社には持株会があった。 月5000円〜基本給の10%まで。

当時の株価は5000円、単元は1000株。 月5000円だと単元まで83年かかる計算になる。なぜか最初の月5000円でしか考えてない。

「単元持てないんじゃ夢がない」 と思って加入しなかった。

しかし、銀行で投信を買った頃、父が私の勤める会社の株を売って海外旅行へ行くと聞いた。 ITバブルで株価が急騰し、入社当時5000円だった株価は25000円に。

社内でも「持株会の株を売って住宅ローンを返した」という話が飛び交っていた。

そのタイミングで、会社が単元を1000株→100株に引き下げると発表。

基本給の10%(3万円)なら、7年で単元株になるじゃないか。

そう計算して、 持株会に申し込める最大の月3万円(賞与時は9万円)で持株会に加入した。

記念すべき第1回の買付は株価25000円という最高値。 このあと株価は坂道を転がり落ちるように下がっていくのだが…。

■ ネット証券の登場、ついに株式取引へ

2000年頃、ITバブルの恩恵でネット証券が登場した。

  • Eトレード証券(現 SBI証券)

  • カブドットコム証券(現 三菱UFJ eスマート証券)

テレビCMを見て、まずEトレード証券の口座を開設。 次にカブドットコム証券も開設し、ついに株式取引を開始した。

Eトレード証券の当時のCMは、以前Xに貼ったこちら。 https://x.com/gotohy48/status/1092475102258556928

カブドットコム証券のCMは残っていないようだが、2010年頃のものがこれ。 https://www.youtube.com/watch?v=cFYQdlwnwfg


投稿日:2026年4月23日(木)

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