会社の組合主催のライフプランセミナーに参加してみました。
ライププランセミナについて
会社の組合が主催のライフプランセミナーがあるということで参加しました。有料で事前に2000円かかりました。外部の会社から派遣された方が講師です。
休業日に会社まで出かけます。セミナは13時から16時までの3時間と長丁場です。
ライフプランセミナー参加の目的
私は結構良い歳(40台後半)なのでもう結婚することも無いでしょう。資産形成についても調べて方針も決めて実行しています。しかし、調べて出てくるのはほとんど全てが妻帯者向けの話ばかりなので、ある程度独身者用に丸めて捉えています。
そして自分で調べると興味のあることばかり調べるためにどうしても穴ができてしまうのです。
そんなわけで、包括的な情報と独自調査では出てこないプロならではの話を聞けたらなぁ、と思ったのが参加に対する思いでした。
事前入力事項
開催の2週間前くらいを期限に、指定したURLでログインして自分の資産状況や家族構成をあらかじめ入力する必要があります。
収入や社会保険については源泉徴収票を見れば入力できます。1ヶ月の生活費と住居費はだいたい捉えています。
資産については私は毎月棚卸しをしているので、そこから転記すれば簡単です。
生命保険は10年ほど前に解約してるのでゼロですが、医療保険も入ってないですね。
ライフプランセミナーの概要
当然のように妻帯者向けで話が進みますが、独身者向けのデータも示してあるのがありがたいです。妻帯者向けの情報は自分には必要がないので、独身者向けの部分だけ抜き出して概要を書いていきます。
目的について
目指すべきゴールはセカンドライフです。ライフイベントに合わせて資産の増減を考えて資産形成と保険を設定してきます。・・・と言っても、独身者にはほとんどライフイベントがありません。
ずっと同じ家計はありえないので、10年後の支出を考えておきましょう。
家について
給与収入が途絶える60歳以降には住宅ローンは残っていないようにすることがオススメ。住宅ローンを借りる場合、頭金2割+諸経費1割の3割以上を自己資金として用意すること。
ローン金利は固定金利型、変動金利型、一定期間固定金利型の3種類がある。固定金利型がオススメ。そうでない場合は借り換えを検討する。ただし借り換えは高額な手数料(30~50万円)がかかるため、ローン残り期間が10年以上かつ1000万円以上が目安。
セカンドライフのための生活費
60-65歳の期間が無収入、65歳以降は年金が出る場合を考えると、シングルで
生活資金15万円/月とすると900万円かかる。
65歳以降は「総務省家計収支」によると年金だけでは、
夫婦で6~7万円/月、シングルで2~3万円赤字になる。
生存保険について
生命保険は子持ち妻帯者の場合は2000~3000万円必要だが、独身者は200万円くらいがオススメとされた。理由は葬儀代らしい。
医療保険はかけすぎのひとが多い。上限以上は健保で出る。就業中は5万程度が上限だが、退職後は国民健康保険になるので上限は7万くらいに上がることを留意しておく。
入院保障は日額5000円あれば大丈夫。最近は病院が追い出すし、自宅療養では入院保障は出ない。むしろ通院保障を付けた方が良いかも。
がん保険も日額5000円あれば大丈夫。入院保障が合わせて日額10000円になる。
介護保険は自宅ならゼロ円、施設に入ると10万~15万/月かかる。これをどう考えるかは個人次第。
休業保障は自宅療養期間の生活費になる。これも貯蓄から補うかどうかは個人次第。
ところで、これらを一括で保証される保険が会社から提供されている。これは福利厚生の1つなので強く入ることを勧める。しかし退職した場合まで保障が続かないので将来見直しが必要となる。
資産運用について
資産は「流動資産」「確実性資産」「収益性資産」に分けられる。
流動性資産・・・普通預金、MRF、MMF
確実性資産・・・定期預金、公社債投信、個人向け国債、養老保険、個人年金
収益性資産・・・投資信託、株式投資、変額個人年金、不動産、金、外貨
流動性資産は生活資金であり、12ヶ月分以上にしておく必要がある。確実性資産は将来(10年目安)のライフイベントで必要な資金として使うため、収益性資産は10年以上使わない老後資産でありこれがセカンドライフ用の資産となる。
というところで、いきなり確定拠出年金の話に移る。
確定拠出年金は自分が払う分+会社が払う分に加えてマッチング拠出(上限あり)で運用できる。マッチング拠出は税金控除の対象であり収益にも税金がかからないのでお得。
まとめ
ほとんどはWEBで調べれば出てくる情報ばかりでした。
医療費については入院保障、がん保険の保障などについての考え方がわかったので良かったと思います。とりあえず会社のグループ保険を見なおしてみます。
家については今のところ買う予定はありませんし、買うとしても即金か住宅ローン減税が有利となる借り方にすると思うので上で示されたやり方は自分には参考にならないと思います。
資産運用は言われたことは知ってる内容なので参考にはなりませんでした。
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